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SL湘南ネット主催オンライン講演会を実施

 SL湘南ネット主催オンライン講演会が6月18日(土)に行われました。

 神奈川県温泉地学研究所主任研究員の萬年一剛 氏をお招きし、「火山 もう一度見直そう~富士山で大噴火が起きたら~」をテーマにお話しいただきました。

 

 平安時代は活発だった富士山は「竹取物語」や「更級日記」などにも記述があり、過去約7000年間で知られている噴火は145回。このことから今後1年間の噴火確率は約2%程度とのこと。突然噴火する可能性は低いものの、噴火の前兆が出た段階で、社会に与える影響がとても大きく、社会的混乱を招く恐れがあるとお話しいただきました。

富士山噴火前の課題や降灰への備えについて、とても丁寧にお話しいただき、参加した31名のSLは、富士山噴火に対する現実的な備えについて理解が深まりました。