令和3年度DIG（災害図上訓練）研修が6月9日（水）10日（木）11日（金）の3日間、神奈川県総合教育センター（善行）にて行われました。
これは、主に神奈川県立学校169校（中高、特別支援学校）のうち、防災教育担当している教員を対象に行わるもので、公社）SLネットでは、2016年から講師を派遣し、神奈川県の防災教育の推進に協力しています。
今年は、コロナ禍のため、また学校現場でのICT導入を踏まえて、オンライン開催となりました。
今年4月にリニューアルされた神奈川県総合教育センターからGoogleミートで参加者とつなぎ、事前収録した動画を配信。参加者それぞれの端末にe-かなマップから地図を落とし、公開されているハザードマップを見ながら、研修ワークシートに沿って災害をイメージする手法がとられました。
一部、会場にきて操作を体験する先生方もおられ、SLメンバーはファシリテーターとしてその対応にあたりました。
神奈川県教育委員会では、「生徒が生涯にわたって防災意識を持ち、自らの安全の確保や安心な社会づくりに貢献できるような資質・能力を育成するために、教員がより専門的な防災スキルを身に付け、併せて各学校における防災のリーダー的役割を果たす人材の育成を目指とともに、各学校において生徒向けにＤＩＧを実施する際のファシリテーターを養成する」ことを目的に、各学校でDIG授業の導入を勧めています。
